Bateau mouche

検診2回目

パリは随分寒くなって来て、とうとうUGGのブーツの登場。ほんと暖かくて、軽くて、意外と歩きやすい。この冬もお世話になりそう。

今日は7月中旬に行った2回目の検診の記録。この時はSが一緒に来てくれて、病院を一通り見てもらい、先生とも一緒にお話して、特に問題なく終了。Sも担当の先生には好印象を抱いた様子。(そういえば、家を出る前にトイレに行ってしまい、病院に到着してから1番にしなければいけない採尿で困ったんだった。その場で水をがぶ飲みしても、人形じゃあるまいし、すぐに効果なし)

このころエレベーターの工事の件でもバタバタしていた時期。検診の後に区役所に行って、何か解決策がないか相談するも、全く収穫なし。でも、保育園の申し込み要領(必要な資料のリスト)をもらってきました。保育園の申し込みは妊娠6ヶ月目からとのこと。保育園は数が少ないので、保証は絶対できないからあらゆる方法を試す様に言われました。しかし、出産率が高い国なのに、どうして常に保育園の数が足りないのだろうか?先日、デンマークに関するドキュメンタリーをテレビで見てたら、あの国は保育園の受け入れが100%保証されているらしい。なんて素晴らしい!その分、社会保険料とか払っているのかもしれないけど、フランスは共稼ぎ率が高く、パリなんて地方出身者や私のような外国人だって多いのだから、もうちょっとこの状況を改善してもいいんじゃないかと思うんだけど…。

7月頃は、仕事も忙しく、夜帰宅するとバタンと寝るだけの生活。相変わらず酸っぱいサラダばかり食べていたような。疲れもあってか、2度ほど思いっきり嘔吐してしまったり。ただ、妊娠していることをまだ一部の友達にしか話していなかったので、色々な意味でバランスが難しかった。。
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# by citronciiron | 2012-11-13 00:36 | 出産

ひさびさの邦画

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ポンピドゥーセンターの近くにある映画館MK2Boubourgは、他のMK2チェーンとは違い、日本で言う単館系シネマを多く扱う映画館。私はUGCという別の映画チェーンの会員カードを持っていて、そちらに行く事が多いのだけど、ここでは日本や韓国の映画も年に数回上映されるので、たまにチェック。ちょうど河瀬直美さんの『Genpin』が公開になっていたので、出かけてきました。

出産に関するドキュメンタリーで、1ヶ月後に出産を控えたわたしには感慨深い内容。医師、吉村先生の話を聞いていると、「なるほど、そんな考え方もあったか」と思うことも。とは言え、わたしはすでにフランスで一般的な無痛分娩での出産予定でいるので、あくまでも参考にしたまでで、考え方が変わっちゃったりはしていないのですが。どちらかというと、このドキュメンタリーで驚いたのが、この吉村医院に来ている妊婦さんのストレス。みんな口を揃えて『ここに来てから、元気になった。妊婦でいることが楽しくなった』って話していて、どんだけ日本の妊婦さんはストレス抱えていているんだ??と思ったほど。確かにわたしの周りでも、『お医者さんからこれ以上体重が絶対増えないようにキツく言われちゃった』といって、ケーキをグッとこらえてストレスためていた友人や、絶対安静といわれてほぼ寝たきり状態を強いられた友人など、出産してからの彼女達の笑顔をみて安心したものの、それまでは相当なストレスを抱えている様子で随分心配したものです。

それにひきかえ、わたしはのんびり。ストレスといえば家のエレベーターくらいなもので、それも日頃の運動不足を考えれば、足が鍛えられていいかもと思っているし。エレベーターより、3月からの保育園の方が心配かな。まぁ心配してもなるようにしかならないんだろうけど、どうにも保育園の数が足りないパリ。数ヶ月待ちは覚悟だけど、うまく行くといいなぁ。
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# by citronciiron | 2012-11-12 17:37 | シネマ

ノエルの香り

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先週、韓国語のクラスの帰りに途中下車したら、オペラ座のデパート街がノエルのデコレーションの準備を始めていました。これはラファイエット。去年まで長年使っていたクラシックなイルミネーションから一変、今年はモダンなイルミネーション。というか、去年か一昨年あたりから、3つの建物の内、1つしかデコレーションしないなど、電気代を節約しているとしか思えない様子だったけど、とうとう今年はデコレーション自体を変えての省エネ対策らしい。個人的には、シャンゼリゼにしても、ラファイエットにしても、昔のイルミネーションの方が好きだなー。

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これは、ラファイエット本館内の巨大ツリー。地上階を移動している時に、観光客の方に混じって撮影。地上階より1階あたりから撮影した方がキレイかも。

恒例のショーウィンドウのデコレーションは、ラファイエット・プランタンともにまだ作業中でした。でも、スタバなんかは早くもクリスマスのステッカーを貼っているし、もうノエルはすぐそこ。
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# by citronciiron | 2012-11-11 17:22 | Paris<お散歩>

クロアチア料理と鍋パーティー

2週間の休暇でクロアチアからパリに来ていたDも、明日帰国。というわけで、わが家で鍋パーティー♪例のピアニスト、Mちゃんも一緒にご招待。MちゃんとDは、同じパリ郊外の音楽学校の出身。それぞれの音楽の話から、クロアチア人のピアニストの事などで話がはずみました。

今回は、お鍋の他にSがチャプチェを、私がひじきの煮物とごぼうの土佐煮も作ってみました。みんなものすごい食べっぷりなので、多めに用意しておいた料理もほぼ完食。お鍋、クロアチア人の2人にはあっさりしすぎた食べ物かな?と心配したけど、ポン酢で沢山食べてくれました。

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デザートはIとDが作ってきてくれたクロアチアのチョコレートケーキ。けしの実とアーモンドプードルが入った生地の間には、半分がレッドカーラントのジャム、もう半分にはミラベル(オレンジ色のちっちゃなプルーンの一種)のジャムが挟まっていて、上にはチョコレートのガナッシュ。オリジナルのレシピからちょっとアレンジしたらしく、2人とも出来具合いを心配していたんだけど、メチャクチャおいしい!ちょっとザッハトルテを連想させるケーキ。

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これは、先日Dが作ってくれたクロアチアのロールキャベツSarma。会社帰りにSがD宅に寄って、わけてもらったもの。すでに酢・塩漬けになっているキャベツをクロアチアから持ってきて、パリで調理したんだそう。


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中身は合い挽き肉とお米。ジャガイモのピュレと一緒に食べるように言われていたんだけど、ちょっと急いでいたので、茹でジャガイモで。キャベツの塩がかなり効いているので、茹でじゃがでちょうどいいくらい。クロアチア料理、全体的に塩が強いけど、このSarmaもしっかりおなかにたまるおいしい一品でした。
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# by citronciiron | 2012-11-10 18:29 | Paris<食べ物>

今年いちばんの映画

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日本でも入手可能なフランス情報のフリーペーパーOVNIに、『年に映画を3本くらいしかみない人でも、これはその内の1本に入れてほしい』と書いてあった作品
“AMOUR”。

オスマニアン建築の立派なアパートで静かに暮らす80代の夫婦の話。ピアノの教師だった二人は教養もあり、定年後をのんびり過ごしていた。ところがある朝、朝食中に数分間記憶が消えてしまうアン。病院から戻ると、右半身に麻痺が残るものの、大の病院嫌いのアンは夫のジョルジュに二度と病院に連れて行かないでくれと約束させる。それから、アンの病気との戦いとジョルジュの介護が始まる。。


今年、1番心にしみた作品です。
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# by citronciiron | 2012-11-09 17:53 | シネマ

気軽にコンサート

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ピアニストのお友達Mちゃんのコンサートがあるというので、出かけてきました。場所はSalle Cortot. 前の道路の道幅が狭いので、これ以上うまく写真が取れないのが残念だけど、コンパクトな作りの会場。ここにくるのは、尺八の人間国宝の人の演奏以来。

この会場ではLes Concerts de Midi & demiというのが開催されていて、毎週科・木曜日の12:30〜約1時間、Ecole Normaleという学校の生徒や先生が交代で演奏しています。しかも無料。今日も70〜80人近くが集まってました。今日はMちゃん他、2人のピアニストがそれぞれ学校の仲間と思われる人と一緒に2台のピアノで演奏。Mちゃんのショパンも良かったし、彼女の前に弾いた中国人の女の子のラフマニノフも力強くて良かったです。

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これは、Mちゃんからのポーランド土産。先週1週間ポーランドに住む先生のところまでレッスンにいってきたんだそう。



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このチョコレート、中にプルーンが入っていてとってもおいしい!キケンな味。

この夏、日本でもピアノリサイタルを公演したMちゃん。チケットも完売だったそうで、有望なピアニスト。でも、ピアノから離れるとバタバタでコメディーな私生活。先月もJの誕生日パーティーの後、終電に乗り遅れ、駅で電話しようと思ったら、携帯をパーティー会場に忘れて来た事に気がつき(しかも携帯はバッテリー切れ)大慌て。幸い我々夫婦が一緒だったので、野宿は回避。家に着くなり、『お腹が空いたー』というので、寝る前にSが辛ラーメンを作ってあげると、ペロリと完食。これにはビックリ。J&JO曰く、彼女はいつもパーティー後にお腹が空いているらしい。確かにご飯会は満腹になるけど、フランスのパーティーはおつまみがちょこっとな事が多い。

ともあれ、わが家をすっかり気に入ってくれたMちゃん。『また来ますっ!』って言って、翌日帰りました。
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# by citronciiron | 2012-11-08 18:42 | Paris<お友達>

パリの向こう側

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以前、会社の元同僚に教えてもらったクレープ屋Chez Yannickさん。20区のわが家と正反対の場所、16区のパッシーにあるので、なかなか行けずにいたんだけど、韓国語の学校から近いこともあって、授業のある日に思い切って出かけてきました。

ランチタイムをとっくに過ぎた14:30過ぎに入ったので、店内はデザートを食べている人が3組くらい。ランチセットは何時まで注文OKなのか聞かなかったけど、3種類。14,90€だと、ハムまたはチキン・チーズ・卵のガレット+お砂糖のクレープ+飲み物、16,90€だと、14,90ユーロと同じガレットにサラダがついて、クレープはお砂糖・ヌテラ・ジャムから選択+飲み物。もう1つのセットはいくらだったかわすれちゃったけど、ブーダン(血のソーセージ)の何かとクレープ。ブーダンはあまり好まないので忘れてしまった…。結局、サラダがちょこっと食べたかったから、16,90ユーロのものをチョイス。ガレットはハム・チーズ・卵。卵は半熟だったけど、すぐに崩して、少しでも熱が通るようにして食べちゃいました。

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デザートのクレープは、アプリコットジャムをチョイス。フランス人にはヌテラが人気だけど、わたしにはあれは甘すぎて…。お砂糖と塩バターか、アプリコットジャムが一番。

正直、ガレット&クレープって、もんじゃ焼きと一緒で、おいしい・おいしくないの判断基準が難しいところ。おいしかったし、くつろげたし、お腹いっぱいになったからいいことにしよう。ただ、ランチセットの飲み物のチョイスがファミレス並みのソフトドリンクばかりなのと、クレープが焼き過ぎだったのは、ちょっと残念だったかも。でも、パリの高級エリアパッシーのお散歩がてらご飯orお茶するには良い場所です。(お店の目の前は歩行者専用道)

パリのガレット、今のところサンジェルマンのL'Avant Comptoirがいちばんだな。

*Chez Yannick
33 rue Annonciation 75016 Paris

*L'Avant Comptoir
3 carrefour de l'Odéon 75006 Paris
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# by citronciiron | 2012-11-07 17:18 | Paris<食べ物>

エレベーターの裏切り

産休に関する書類を会社に持って行く用事があったので、久々に同僚ともおしゃべりしたかったし、お昼時間をめがけて会社へ。オフィスは4階なのでエレベーターに乗ると、地上階から動かない。何度試しても、一旦は扉が閉まるんだけど、『ジーーーっ』って音がして数秒後に開いてしまう。。。閉じ込められるよりはマシか、と諦め階段を登る事に。普段から鍛えられているだけあって、4階なんて余裕だったけど。同僚からは、『なんでよりによってエレベーターが動かない日に』と同情され…

2012年で一番打撃を受けた出来事。それは、我が家のエレベーター。

6月中旬、アパートの地上階に『7月23日から5ヶ月間のエレベーター工事。住民で話し合いましょう』みたいな張り紙が。意味不明なので当日Sと参加すると、衝撃の事実が。7月23日からアスペスト除去とエレベーターの取り替え工事で、5ヶ月の間、2機あるエレベーターが同時に使用不可とのこと。2013年の法律改定で、アスペスト除去は必須。2機のエレベーターの間には仕切りがないから、同時に作業しないといけないらしい。でも、なぜ1ヶ月前に突然知らされるワケ?しかも、住民同士の話し合いを企画したムッシューは、管理組合の人でもなんでもなく、1住人。しかも、持ち家ではなく、我々と一緒で貸家に住んでいるので、管理組合のミーティングへの参加権がなく、情報は近所の人から聞くか、家主からのお知らせのみ。彼はどうも管理人さんから情報を仕入れたらしい。話し合いには、持ち家の人も参加していたけど、彼らも管理組合から大した情報を得ていないようで、これまたビックリ。この話し合い、何か解決策が得られるのかと思いきや、逆に暗くなる話ばかり…。でも、住民同士で声を掛け合って、ヘルプが必要な人には、毎日パンを買いに行くところを2日に1回で済むよう小さな事から始めよう、とのこと。私が妊娠していて、工事が終わる12月中旬に出産予定なことを話すと、みなさんから同情を得るものの、『そればかりは助けてあげられない』とのこと。引っ越すには時間がなさ過ぎだし、お先真っ暗。。「区役所で、住宅補助とかあるかもしれないよ」といわれ、全く当てにしてないけど、とりあえず出かけみることに。が、わざわざ半休2回も取ったのに、色々な部署にたらい回しされたあげく、『ある程度の収入のある人には補助はなし』とのこと。

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ビニールシートで完全に覆われたエレベーター

その後、結局工事は9月からに変更。みんなはなぜか喜んでいたけど、我々にとっては産後もエレベーターの動かない期間が続く事になるので、悪い知らせ。でも、すでに引っ越しはせず、私はがんばって階段を登る覚悟を決めていたので、夏の間はベビー用品の買い出しや、食料品のストックに励み、週末は友達を読んでご飯会をしたり、夏休みにはロンドンに行ったり、前向きに活動。平行して、区役所では、引退した弁護士さんとアポをとって、不動産屋との家賃交渉について相談(無料)。契約書には『エレベーター付き』となっていること、不動産屋からは工事の連絡が全くない事などを文書にして、書留で送付。これは、Sの努力のおかげで、5ヶ月間100ユーロの値引きを獲得!

というわけで、最終的にエレベーターは9月24日から完全に止まって、早6週間。この工事のおかげで産休も大幅に早まったから、毎日上り下りしているわけではないけれど、週に最低5回は行き来しているから、おかげで足の筋力が強くなった。しかも、妊婦さんの体重管理って大変って聞いていたけど、特に甘いものをガマンしているわけでもないのに、8ヶ月(日本の9ヶ月)でプラス7〜7,5kgと、ちゃんとコントロールできてる。

ここまで書いて、肝心なことを書いてなかった。我が家は何階かって?


9階
(日本で言う10階)


家族・友達・同僚をはじめ、産婦人科医も心配してくれていますが、お腹のべべちゃんが小柄ちゃんなことも幸いして、今のところ大丈夫です。おそらく産後の方が大変かもしれないけど、家族と協力して引き続きがんばります☆
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# by citronciiron | 2012-11-06 02:17 | Paris<希少体験>

競争力

最近、ニュースでよく耳にする単語が、Conpétitivité(コンペティティヴィテ=競争力)。初めて耳にした時は、ようやくこの国も“競争力”とか話題にするようになったんだ、と思ったほど。Sなんか鼻で笑ってたけど。

なんでかって、買い物に行っても、欲しいものが品切れなのはしょっちゅうだし、次の入荷の予定は不明。日本でよくある他店からの取り寄せなんてサービスはなく、他店へ動くのは買う側の方。仕事でも、取引先の人がバカンスだと、その期間は作業が著しく滞るし、時には代理の人がいない場合も。就業時間は1週間35時間って決まっているけど、35時間をいかに効率よく使うか、という議論にはならず、35時間以内に終わらない仕事があれば、それは自分の責任ではなく、事業主の雇用の問題…となってしまうから、当然仕事の質が悪い。フランスで働いて驚いたのが、この国は先進国グループなハズなのに、仕組みが古いこと。基本的に終身雇用で、一度決まったお給料は上がる事はあっても、下げる事はできなかったり。だから雇われ側は、一度雇われたらこっちのもの。ラクしようと思ったら、いくらでもラクできちゃうのです。ま、日本でも同じ契約でも楽する人、しない人といるけれど。

先日、夜中までの残業どころか、日曜日まで会社に行って仕事していたS。翌週、打ち合わせが終わって、パートナーに改善点を提案したところ、却下されまくってプンプン。そのパートナー、いつも仕事がパンク状態なんだけど、Sが分析するに、要領が悪いというよりも、最善の方法を考えないで仕事をしているから、ムダが多いのだそう。フランスでは、結果がベストでなくても、8割満足ならそれで良し的な部分が多いと。ああ分かる、完璧を求めないのよね。

そんなフランスが、競争力、特に国際競争力について、どうも本腰を入れはじめた?らしい。先日のニュースでは、フランスが他の国と比較して、どの点で競争力に欠けるか統計結果を話していたんだけど、例えば、建物の建築許可が下りるのに他国よりも時間がかかる、などこれまたざっくりな統計だけど紹介されていて、その情報によれば、シンガポールが世界で一番競争力があるんだとか。ただ、そのニュースで“やっぱりフランス人”と思ったのが、ジャーナリストの最後の一言。『とはいえ、生活の質の面では、フランスは世界で一番』おいおい…

それなりの収入があって、持ち家がある人にとっては、確かにフランスは生活の質は世界トップかもしれない。昨日の晩、バスで帰宅途中に警察の車が何台も停まっていて、その先には20〜30人くらいの人が狭い歩道で集まっているから、何事かと思ってたら今朝のニュースで判明。空き家に不法滞在していた人46人(うち子ども10人)が退去されられている真っ最中だったらしい。集まっていた人たちは、アフリカからの移民系の顔だったのだけど、彼らは住宅補助の申請中で、住宅が与えられるまで行き場がなくその空き家にいたらしい。『パリのど真ん中で家賃タダで暮らしているなんて虫のいい話だぜ』と、追い出す側は思うだろうけど、書類審査を経て実際に住宅が与えられるまでに5年くらいかかるらしいから、待っている側にしてみれば、『その間どうすりゃいいんだ』という話だと思う。仕事もなく、家賃も払えないのにパリに来てしまうのも無謀ではあるけれど、パリに行けば、貧困から脱出出来ると、伝説を聞いてそれに賭けて来てしまったのかもしれない。昨日の晩は結構冷えていたから、何時間も外で待たされたあげく、あの人たちはどこに送られたんだろう、と気にならずにはいられない。

フランスは日本に比べ、圧倒的に移民が多いので、国内で抱える問題は複雑で、『まったく公務員はタラタラ仕事して』と簡単には言えないのかもしれないけれど、やっぱり公務員に限らず、銀行にしても商店にしても、日本じゃつまづかないようなところでえらい時間がかかってしまう。国際的な競争力を語るのは大切だけど、その基盤になる労働者それぞれの生産性アップなしには、この国の競争力は一向に変わらないんじゃないかと思う。
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# by citronciiron | 2012-11-05 23:02 | Paris<生活>

エコー検査 1回目

5月下旬、1回目のエコー検査に行ってきました。検査の1週間前からはお腹にクリームを塗らないように、検査の1時間前からはトイレに行かないようにと注意あり。どうしてか聞きたかったけど、受付の人はとても忙しそうな声をしていたので、とりあえず言う事を聞いてみることに。

病院から紹介されたエコー検査の先生は、個人経営のようで、マドレーヌ寺院近くのアパートの一室。初回なので15分前に到着すると、受付のお姉さんが出際良く書類作り。そして、診察室にも予約時間の5分前に呼ばれた!病院関係って、フランスに限らずどこでも待たされるものだと思っていたけど、まさか時間前に呼ばれるとは。

エコー検査では、妊婦さん用と先生用の画面がちゃんとあって、先生がべべの様子をみせてくれるんだけど、5㎝ほどのべべの頭や手・足が見れて、言葉にできない感動。先生がまたとても優しい声で、いろいろ丁寧に説明してくれるから、思わず涙がポロポロでてきちゃいました。本当はSと一緒に来たかったんだけど、あいにく彼自身も病院のアポがあって来れず。『最近はDVDで検査結果をくれるところがあるらしいから、先生に聞いてみて』って言われていたんだけど、残念ながらこの診察所ではそのサービスはなし。これは次回、必ずSと一緒に来なくては。

検査後も感動の余韻に浸っていたんだけど、一方でトイレも1時間ガマンしていたから苦しかった。検査中、先生に何度も『力を抜いてー』って言われるも、トイレに行きたいからリラックスできず。先生、さすがに察していたみたいで、着替えている最中に、『トイレは入り口の右ですよ』って教えてくれました。m..m.. merci...

検査後、10分も待たないうちに写真付きの検査結果をもらって、お会計。ちなみに、フランスの病院・診察所でのお会計は小切手が一般的。こちらに来て初めていった歯科医で、小切手が一般的とはしらず、現金で払おうとしたらすごいビックリされたっけ。小切手は、支払う金額を数字とアルファベットの両方で書かないといけないので、フランス語で数字がちゃんと書けないといけません。たまに筆記体でごまかしちゃうけど…。

帰宅後、検査結果をSに報告。さっそく写真をスキャンして携帯にデータを落とすSさん。よく見ると、べべがおしゃぶりしている!まだ5㎝たらずのべべが、自分のお腹の中でおしゃぶりしているのかと思うと、なんとも不思議な気持ち。まだお腹の大きさが変わっていない時期だったけど、ちゃんとこの中にいるんだと実感できて、この日あたりから話しかける様に。大きくなるんだよー。
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# by citronciiron | 2012-11-04 17:38 | 出産

隅田川からセーヌへやってきた日記
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